20世紀・シネマ・パラダイス
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ジョゼフ・コットン
Joseph Cotten 1905-1994 （アメリカ） |
◆ 代表作
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| 市民ケーン Citizen kane （1941年/アメリカ） |
偉大なるアンバーソン家の人々 The Magnificent Ambersons （1942年/アメリカ） |
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| 疑惑の影 Shadow of a Doubt （1943年/アメリカ） |
ガス燈 Gaslight （1944年/アメリカ） |
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| 白昼の決闘 Duel in the Sun (1946年/アメリカ） |
第三の男 The Third Man (1949年/アメリカ） |
◆ サスペンス映画で好演 オーソン・ウェルズの盟友
| ・1905年、ヴァージニア州生まれ。演劇評論家として働いていたが、役者を志してニューヨークへ。1930年にブロードウェイ・デビューし、1934年にCBSラジオの番組でオーソン・ウェルズと出会い意気投合。ウェルズが舞台監督を務めた「Horse Eats Hat」(1936年）に出演し、ウェルズが舞台製作者のジョン・ハウスマンと設立した「マーキュリー劇団」にも参加した。また、キャサリン・ヘップバーン主演の大ヒット舞台「フィラデルフィア物語」（1939年）等にも出演した。 |
| ・ウェルズが製作・監督・脚本(共同）・主演した『市民ケーン』(1941年）に出演。２人ともメジャー映画としてはデビュー作品だった。 （右の写真）『市民ケーン』 オーソン・ウェルズ（左）と |  |
| ・ウェルズの製作・監督２作目『偉大なるアンバーソン家の人々』(1942年）で主役を務め、製作３作目の『恐怖への旅』(1943年）では、主演だけでなく、ウェルズと共同で脚本を執筆した。 |
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| 『偉大なるアンバーソン家の人々』(1942年） アン・バクスター、ティム・ホルト（右）と |
『恐怖への旅』(1943年） ドロレス・デル・リオと |
| ・アルフレッド・ヒッチコック監督の『疑惑の影』(1943年）、ジョージ・キューカー監督の『ガス燈』(1944年）と、サスペンス映画の傑作で謎めいた影のある男を好演した。 |
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『疑惑の影』（1943年）
テレサ・ライトと |
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・クローデット・コルベール主演の『君去りし後』(1944年）に出演。同作の製作者デビッド・O・セルズニックとジェニファー・ジョーンズのカップルとは、多くの作品で組むことになった。 （左の写真）『君去りし後』右から、クローデット・コルベール、シャーリー・テンプル、ジェニファー・ジョーンズと |
| ・ジェニファー・ジョーンズとは、『ラブレター』(1945年）、『白昼の決闘』(1946年/監督：キング・ヴィダー）、『ジェニイの肖像』(1948年）で共演。 『ジェニイの肖像』で、ヴェネツィア国際映画祭の主演男優賞を受賞した。 * 『白昼の決闘』、『ジェニイの肖像』 …セルズニックの製作作品 （右の写真）『ジェニイの肖像』 ジェニファー・ジョーンズと |
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・セルズニックがイギリスで製作した『第三の男』(1949年/監督：キャロル・リード）に、盟友ウェルズと一緒に出演。『市民ケーン』と並ぶ代表作となった。 （左の写真）『第三の男』 |
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| 『山羊座のもとに』(1949年/監督：アルフレッド・ヒッチコック） イングリッド・バーグマンと |
『旅愁』(1950年） ジョーン・フォンテインと |
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| 『ナイアガラ』(1953年/監督：ヘンリー・ハサウェイ） マリリン・モンローと |
『ふるえて眠れ』(1964年） オリヴィア・デ・ハヴィランドと |
| ・1970年代以降も、『トラ・トラ・トラ！』(1970年）、『合衆国最後の日』、『エアポート’77 バミューダからの脱出』(1977年）、『天国の門』(1981年）等に出演。息長く活躍した。 （右の写真）『エアポート’77 バミューダからの脱出』 オリヴィア・デ・ハヴィランドと |
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・オーソン・ウェルズと共に、『市民ケーン』、『第三の男』 といった米英を代表する名作に出演したジョゼフ・コットン。 ウェルズが監督した『黒い罠』(1958年）、『フェイク』(1974年）にも友情出演した。 （左の写真） オーソン・ウェルズ（左）と。1942年。 |
| ・1994年、88歳で他界。 |
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