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20世紀・シネマ・パラダ
イス
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キートン将軍 (キートンの大列車追跡）
The General
監督：バスター・キートン、
クライド・ブラックマン
（1926年/アメリカ）
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◆ バス
ター・キートンの代表作
1861年、南北戦争開戦直前のジョージア州。
機関士のジョニーには愛するものが２つあった。自分が運転する機関車の「将軍号」
と恋人のアナベルだ。ジョニーがアナベル宅を訪問中に南北戦争開戦の報せが届き、彼女の父と兄が南軍への入隊を志願した。 |
| ジョニーも志願したが、「機関士として働かせた方が良い」
との係官の判断により不採用となった。（本人は不採用の理由を知らない）。ジョニーはアナベルの父から「南
部の面汚し」と罵られ、アナベルにも「軍服を着るまで口をきかない」
と振られてしまった…。 |
…1年後。アナベルは戦地で負傷した父の所へ行くため「将軍号」に乗った。昼食のため停車
した駅で、「将軍号」が北軍のスパイによって乗っ取られ、アナベルも連れ去られた。 ジョニーは1人で
「将軍号」の後を追った。（アナベルが連れ去られたことには気づいていない）。
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ジョニーの大追跡が始まった。トロッコで追ったり…、自転車で追ったり…。
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ジョニーは次の駅で別の機関車を確保し、途中で大砲も入手した…。
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追跡されていることに気づいた敵が進路を妨害してきたが、必死に後を追うジョニー。いつの
間にか北軍の領域に入っていたため、ジョニーは機関車から降りて身を潜めた。
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夜になった。ジョニーは食糧を確保するため屋敷に忍び込んだが、そこは北軍のアジトだっ
た。そして、アナベルが囚われていることを知った。
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ジョニーはアナベルを救出し、「将軍号」
で逃げ出した。
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◆ 主な出演者など
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ジョニー役
バスター・キートン Buster Keaton
アナベル役
マリオン・マック Marion Mack
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| ・キートン本人が最も好きな作品だったと言われている。公開当時の評価は芳しくなく、興行
的には失敗作となったが、キートンの没後に再評価され、現在では彼の代表作であり、サイレント期の喜劇の代表的傑作とされている。 |
・AFI（アメリカ映画協会)が2000年に選定した「笑えるアメリカ映画ベスト100」
で第18位に。サイレント映画では最高位に選出された。
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