「ロミオとジュリエット」 のような悲恋が成り立つと思い立ち、その考えを作家のアーサー・ローレンツと作曲家のレナード・バーンスタインに伝えた。 
 ローレンツが、ユダヤ教の少女とカトリック教徒の青年の悲恋劇を書き、ニューヨーク
のマンハッタンを舞台にしていたので、「イースト・サイド物語」 と命題された。 
 しかし、同じテーマのコメディ劇 「Abies' Irish Rose 」 が既にあることが判明し、そのミュージカル版に過ぎないとして、ロビンズはプロジェクトを棚上げにした。 
 (右の写真) 「ロミオとジュリエット」 を彷彿させるシーンでのリチャード・ベイマーとナタリー・ウッド | 
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