20世紀・シネマ・パラダイス
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フレドリック・マーチ
Fredric March 1897-1975 （アメリカ） |
◆ 代表作
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| ジキル博士とハイド氏 Dr. Jekyll and Mr. Hyde （1931年/アメリカ） |
生活の設計 Design for Living （1933年/アメリカ） |
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| スタア誕生 A Star is Born （1937年/アメリカ） |
我等の生涯の最良の年 The Best Years of Our Lives （1946年/アメリカ） |
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| セールスマンの死 Death of a Salesman （1951年/アメリカ） |
必死の逃亡者 The Desperate Hours （1955年/アメリカ） |
◆ アカデミー賞とトニー賞の主演男優賞を各々２回受賞した唯一の名優
| ・1897年、ウィスコンシン州生れ。子供の頃から芝居が好きで、アマチュア劇団にも入っていた。ウィスコンシン州立大学卒業後、銀行員となったが、盲腸の手術を受けた時に銀行を辞め、本格的に俳優を目指すようになった。 ・ライオネル・バリモア主演の『浮世を茶にして』（1921年）など、４本の映画にエキストラで出演したが、その後は舞台での活動に専念し、『ダミー』(1926年）で本格的な銀幕デビューを果たした。 |
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| 『ダミー』(1926年） ルース・チャタートンと |
『アイスクリーム艦隊』（1930年） クララ・ボウと |
| ・『名門芸術』(1930年）でアカデミー賞主演男優賞に初めてノミネートされ、『ジキル博士とハイド氏』（1931/監督：ルーベン・マムーリアン）で同賞を受賞。第１回ベネチア国際映画祭の主演男優賞も受賞し、ハリウッドを代表する名優としての地位を確立した。 |
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| 『名門芸術』（1930年） メアリー・ブライアンと |
『ジキル博士とハイド氏』(1931年） ミリアム・ホプキンスと |
| ・アカデミー賞は、『チャンプ』のウォーレス・ビアリーと史上初のダブル受賞だったが、得票数はマーチの方が１票多かった。 （右の写真）アカデミー賞授賞式。左から、 ウォーレス・ビアリー、ライオネル・バリモア、 コンラッド・ナイジェル（アカデミー協会会長）、 フレドリック・マーチ |
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『鷲と鷹』 (1933年）
キャロル・ロンバードと |
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| 『生活の設計』(1933年/監督：エルンスト・ルビッチ） ゲーリー・クーパー(左）、ミリアム・ホプキンスと |
『白い蘭』(1934年） ノーマ・シアラーと |
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| 『メアリー・オブ・スコットランド』 (1936年/監督：ジョン・フォード） キャサリン・ヘップバーンと |
| ・『スタア誕生』(1937年/監督：ウィリアム・Ａ・ウェルマン）で、アカデミー賞主演男優賞に３度目のノミネート。 |
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| 『スタア誕生』（1937年） ジャネット・ゲイナーと |
『奥様は魔女』(1942年/監督：ルネ・クレール） ヴェロニカ・レイクと |
| ・『我等の生涯の最良の年』(1948年/監督：ウィリアム・ワイラー）で、２度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞。 『セールスマンの死』(1951年）で、アカデミー賞主演男優賞に５度目のノミネート。受賞は逃したが、ゴールデン・グローブ賞と２度目のベネチア国際映画祭主演男優賞を受賞した。 |
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| 『我等の生涯の最良の年』（1948年） マーナ・ロイと |
『セールスマンの死』(1951年） |
| ・ブロードウェイの舞台でも活躍。「Years Ago」(1946年) で、第１回トニー賞の主演男優賞を受賞し、 「Long Days Journey into Night」(1956年）で、２度目のトニー賞主演男優賞を受賞。 アカデミー賞とトニー賞の主演男優賞を各々２回受賞した俳優はフレドリック・マーチだけである(2014年現在）。 更に、『風の遺産』(1960年/監督：スタンリー・クレイマー）で、ベルリン国際映画祭の主演男優賞を受賞した。 |
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| 『必死の逃亡者』(1955年/監督：ウィリアム・ワイラー） ハンフリー・ボガート（右）と |
『風の遺産』（1960年） スペンサー・トレイシー（右）と |
| ・『氷人来たる』(1973年）が最後の映画となった。 ・私生活では２度結婚しており、1927年に再婚した女優のフローレンス・エルドリッジとは、映画や舞台でも共演し、彼が亡くなるまで連れ添った。 （右の写真） フローレンス・エルドリッジと ・1975年、77歳で他界。 |
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