20世紀・シネマ・パラダ イス

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     モダン・タイムス
     Modern Times
     監督:チャールズ・チャップリン
     (1936年/アメリカ)
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 機械文明 による人間性の喪失を糾弾したチャップリンの名作

 工場のベルトコンベヤーで、ひたすらネジを巻く仕事をしているチャーリー。その工場はトイレの中までテレビカメラで監視されていた。
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 ランチタイム。チャーリーは ‟自動飲食マシーン” なる ものの実用モデルとして指名されたが、これがとんでもないシロモノで散々な目に。
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  主な出演者など 

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 チャーリー役
  チャールズ・チャップリン Charles Chaplin
 娘役

  ポーレット・ゴダード Paulette Goddard

 ・チャップリンが 『街の灯』 (1931年)以来、5年ぶりに発表した作品。
 相手役のポーレット・ゴダードとは、本作の撮影後に旅行に出かけ、その時に船上で結婚をしたとも言われていたが、正式には結婚をしていなかった そうです。
  (右の写真) 撮影中のチャップリンとポーレット・ゴダード
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 ・パントマイム芸こそ世界共通の言語との信念を持ち、サイレント映画にこだわり続けた チャップリン。この作品でも台詞は一切なし。
  (左の写真) 撮影中のチャップリンとポーレット・ゴダード
  

 ・チャップリンは声が出ないとか、 変な声だとか、そんな悪評に応えるためか、本作で初めてその声を披露。「ティティナ」  をどこの国の言葉でもない歌詞で唄ってみせた。
 台詞や歌詞などなくても観客には通じ、楽しませることはできるさ、という映像作家チャップリンの心意気。ブラボーチャップリ ン。
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 ・本作が、フランス映画 『自由を我等に』 (1931年)に 類似しており、盗作だとして、製作会社トービスがチャップリンを告訴したが、ルネ・クレール監督が、 「私の映画が偉大なチャップリン氏に影響を与えたのなら光栄なことだ 」 と声明を発表して、告訴は取り下げられたという有名なエピソードも。

 ・ラストシーン等に流れる楽曲 「スマイル」 は、チャップリンが作曲し、後年、歌詞が付けられて、ナット・キング・コールやマイケル・ジャクソンなど多くの歌手に歌われた。
 1972年のアカデミー賞で、チャップリンに名誉賞が贈呈された時も、会場の全員でこの曲が歌われた。
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