20世紀・シネマ・パラダ イス

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Suspicion

       断崖
        Suspicion
        監督:ア ルフレッド・ヒッチコック
        (1941年/アメリカ)
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  夫は人殺し?…、次は私?…。ヒッチコック監督心理サスペンスの傑作

 良家の娘リナ・マクレイドロウは 身持ちが固く、浮いた話の1つもない。その事で彼女の両親も気を病んでいた。
 そんなリナが、社交界の人気者ジョニー・アイガース列 車の中で知り合い、交際を始めた。
 
リナの父 親は、ジョニーがプレイボーイでイカサマ師だとの評判を聞いており、交際に反対したが、かえってリナの恋心を膨らませていった。

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 リナとジョニーはパーティー会場で一週間ぶりに再会した。2人は会場を抜け出し、彼女の自 宅へ向 かった。
 ジョニーは彼女の父親の肖像画の前で、自分は評判通りの男である がそれでも良いかとプロポーズした。
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 リナは両親には黙って家を出て、ジョニーと結婚した。新婚旅行でヨーロッパ中を廻った後、 ジョニーが用 意していた豪華な新居へ移り住んだ。ところが、ジョニーは無一文で友人から借金をしていたのだった。ジョニーはリナに諭され、従兄の経営する不動産会社で 働くことになった。

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 『断崖』 予告編


  主な出演者など

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 ・リナ・マクレイドロウ役
   …  ジョーン・フォンテイン Joan Fontaine
 ・ジョニー・アイガース役
   … ケー リー・グラント Cary Grant
  ・ビーキー役
   … ナイジェル・ブルース  Nigel Bruce

  ・‟サスペンス映画の神様” アルフレッド・ヒッチコック監督のハリウッドでの第4作目。脚本家の1人として監 督夫人のアルマ・レヴィルが名を連ねた。
 RKO社はB級映画 として製作する予定であったが、ヒッチコックが監督をすることになり予算が増額され、ほぼ内定していたキャストも見直された。 
  (右の写真) 左からジョーン・フォンテイン、ケーリー・グラント、ヒッチコック監督
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Suspicion-28  ・ジョーン・フォンテインはヒッチコック監督のハリウッド・デビュー作 『レベッカ』 に次いでの出演。
 ケーリー・グラントはヒッチコック監督作品初出演。同監督のお気に入りの俳優となった。
  (左の写真) 左からケーリー・グラント、ジョーン・フォンテイン、ナイジェル・ブルース

 ・ケーリー・グラント扮するジョニーがミルクを運ぶシーンでは、ミルクの中に電球を入れ白 く輝かせることで、「毒入りでは?」 という不気味さを強調させて見せた。
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 ・アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、作曲賞でノミネートされ、ジョーン・フォンテイン がオスカーを獲得。ヒッチコック監督作品での唯一のアカデミー賞受賞俳優となっている。
  (左の写真) アカデミー賞授賞式でのジョーン・フォンテイン。
   主演男優賞のゲーリー・クーパー(右)と


  ヒッチコック監督 お約束のカメオ出演シーン

  映画の中盤、郵便ポストに手紙を入れる男として出演。かなり地味な出演だが、その分? ヒッチコック監督の飼い犬が活躍。ケーリー・グラント扮するジョニーがギャンブルで大勝ちして購入したペットとして登場。尚、この可愛らしい犬の名前は 「ジョニー」 であったという。
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ヒッチコック監督のカメオ 出演シーン
左からケーリー・グラン ト、「ジョニー」、ナイジェル・ブルース

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