20世紀・シネマ・パラダ イス

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     M
     M   – Eine Stadt sucht einen Mörder
     監督:フリッツ・ラング
     (1931年/ドイツ)
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 犯罪映画 の古典的名作

 「包丁を持った男が、あなたをバラバラにしちゃう…」。広場で遊ぶ子供たち が不吉なことを歌っている。
 街には 「殺人犯の情報提供者に10000マルク 」 の張り紙が。

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 この街では、幼い少女ばかりを狙った連続殺人事件が発生していた。そして、また一人の少女 が犠牲者に…。
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 「まだ終わりではない」。犯人からの手紙が新聞社に届いた。
 幼い少女と話をしただけで犯人扱いされるなど、街は一種のパニック状態に陥っていた。
 警察は指紋・筆跡鑑定、地取り、聞き込み等々、懸命な捜査をしたが、一向に手掛かりが掴めず、夜の街の一斉捜査に着手した。
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 『M』 予告編


  鑑賞メモ

 ・ドイツの巨匠フリッツ・ラング監 督の 初のトーキー作品。
 ‟”は独語で殺人者を意味する Morder の頭文字。

 ・脚本はラング監督と当時の妻テア・フォン・ハルボウとの共同執筆。
  (右の写真) 撮影時のラング監督 (カメラの左)
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M-32  ・後の犯罪映画に多大な影響を与えた第一級の犯罪映画。
 ラング監督自身のお気に入りの作品でもある。
  (左の写真) 撮影時のラング監督 (中央)
 
 
 ピック・ アップ … ピーター・ローレ

Peter Lorre
 Peter Lorre  1904-1964  (ハンガリー)

 ・出演3作目の 『M』 で、不気味な殺人犯を演じて注目を集めた。
 ユダヤ人であったため、ナチスが台頭すると、パリ、ロンドン、アメリカと移転。

 ・個性派俳優として多くの作品で印象に残る名演・怪演をした。

The_Man_Who_Knew_Too_Much
he_Maltese_Falcon
『暗殺者の家』 (1934年/監督:アルフレッド・ヒッチコック
『マルタの鷹』 (1941年/監督:ジョン・ヒューストン
Casablanca
Arsenic_and_Old_Lace
ハンフリー・ボガート(左)と
『毒薬と老嬢』 (1944年/監督:フランク・キャプラ
ケーリー・グラント(左)、レイモンド・マッセイ(中央)と

 ・ローレが日本人探偵に扮した 『ミスター・モト』 シリーズは、1937年から39年までに合計8作品が製作された。
  (右の写真) 『ミスター・モト』 シリーズでのピーター・ローレ
Thank_You,_Mr._Moto
Peter Lorre-2  ・アカデミー賞作品賞を受賞した 『八十日間世界一周』 (1956年)においても、日本人役として登場。日本人としてはチョット微妙?
  (左の写真) 『狂恋』 (1935年) 出演時

 ・1964年59歳で他界。

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