20世紀・シネマ・パ ラダ イス

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Notorious

        汚名
         Notorious
          監督:アルフレッド・ヒッチコック
         (1946年/アメリカ)
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  人気絶頂のバーグマンがスパイに扮し、大ヒットした傑作サスペンス

 1946年、フロリダ州マイアミ。ドイツ人の父親がナチスのスパイで有罪となったアリシア・ハバーマンは、マスコミや警察に付け回されることとな り、憂さ晴らしに開いたホーム・パーティーで、デブリンという男と知り合った。 Notorious-1
Notorious-2  デ ブリンは諜報機関の職員で、かねてよりハバーマン親子を捜査しており、母親がアメ リカ人のアリシアは、父親の行為を憎んでいたことを知っていた。
 デブリンの任務は、ブラジルで暗躍しているナチスの残党を一掃することだ。捜査への協力を求められた
アリシアは承諾した。
 
 2人はリオへ飛び立った。そして、恋に落ちた。
 デブリンは上司のポールに呼び出され、アリシアの任務は、ナチス残党のセバスチャンに近づき、彼の行動を探ることに決まったと知れされた。セバスチャンはアリシアの父親の友人 であり、かつて彼女を見初めていたという。
 デブリンはアリシアの身を案じ、逡巡しながらも、任務を彼女に伝えた。

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 『汚名』 予告編



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 主な出演者など

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 アリシア役 … イングリッド・バーグマン Ingrid Bergman
 デブリン役 … ケーリー・グラント Cary Grant
 セバスチャン役 … クロード・レインズ Claude Rains
 ポール役 … ルイス・カルハーン Louis Calhern

 ・原作は、ジョン・テイター・フートが1921年に 「サタデー・イヴニング・ポスト」 誌に掲載した小説 「龍の歌」。
 サイレント期に 『舷々相摩す』 (1927年) として映画化もされている。こちらは、舞台が第一次世界大戦中で、祖国や出征した恋人のためにスパイとなり、ドイツ軍将校に近づいた女性が、恋人から売国 奴と見なされてしまうが、戦後に嫌疑が晴れ、恋人とよりを戻すというストーリー。
 (右の写真) 左から、ケーリー・グラント、イングリッド・バーグマン、
  アルフレッド・ヒッチコック監督

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 ・原作の映画化権を取得していたデビッド・O・セルズニックは、自らの会社で製作する予定だったが、『白昼 の決闘』 (1946年/監督:キング・ヴィダー の製作資金を確保するため、映画化権をRKO社に売却。
 完成したフィルムには 「By arrangement with David O. Selznick 」 と表記されている。 (左の写真) 左から、アルフレッド・ヒッチコック監督、ケーリー・グラント、
 イングリッド・バーグマン


 ・脚本は、セルズニックとヒッチコック監督のコンビの前作 『白い恐怖』 (1945年) に引き続 き、 ベン・ヘクトが執筆。
 衣装デザインは、パラマウント社の売れっ子イーディス・ヘッドが担当。彼女は本作以後、 ヒッチコック作品の多くを手掛けることとなった。
  (右の写真) 手前左から、イーディス・ヘッド、ヒッチコック監督、イングリッド・バーグマン
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Notorious-26  ・アカデミー賞では、助演男優賞 (クロード・レインズ)、脚本賞の2部門でノミネートされたが、受賞には至らなかった。
  (左の写真) 撮影中のイングリッド・バーグマンとヒッチコック監督

 ・小道具の酒蔵の鍵は、撮影後に保持していたケーリー・グラントがラッキー・アイテムと してイングリッド・バーグマンに贈った。
 そして、1979年、ヒッチコック監督がAFI (アメリカ映画協会) の生涯功労賞を受賞した際に、バーグマンがヒッチコック監督に贈呈した。
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 ヒッチコック監督 お約束のカメオ出 演シーン

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 ・セバスチャン邸で、パーティーの客として登場。シャンパンを飲み干して退出した。
  (左の写真) ヒッチコック監督のカメオ出演シーン

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