父親がアルコール依存症、母親がうつ病だったため、8歳の時にタレント・エージェントの夫妻に託され、『Country Music Holiday』(1958年)で銀幕デビュー。ブロードウェイ劇「奇跡の人」(1959年〜)で約2年間ヘレン・ケラーを演じ、同作の映画版でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の助演女優賞を受賞。アカデミー賞受賞時は16歳で、『ペーパー・ムーン』(1973年)のテータム・オニールに抜かれるまで最年少受賞者だった。
(右の写真)『奇跡の人』(1962年)
アンドレイ・コンチャロフスキーの初監督作品『Malchik i golub』(1961年/短編)で銀幕デビュー。アンドレイ・タルコフスキー監督の初の長編『僕の村は戦場だった』(1962年)で主役のイワン少年を演じ、その演技は高く評価された。タルコフスキー監督の次作『アンドレイ・ルブリョフ』(1967年)にも出演。成人後も俳優を続けている。