20世紀・シネマ・パラダイス

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Claudia_Cardinale

クラウディア・カルディナーレ

Claudia Cardinale

 1938 -     (イタリア)


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   代表作

Un_Maledetto_imbroglio  刑事
 Un Maledetto imbroglio
 (1959年/イタリア)
La_ragazza_conla_valigia  鞄を持った女
 
La ragazza con la valigia
 (1961年/イタリア)
Otto_e_mezzo
 8 1/2
 Otto e mezzo
 (1963年/伊・仏)
Il_Gattopardo
 山猫
 Il gattopardo
 (1963年/伊・仏)
The_Pink_Panther
 ピンクの豹
 The Pink Panther
 (1963年/アメリカ)
La_ragazza_di_Bube
 ブーベの恋人
 La ragazza di Bube
 (1963年/伊・仏)
Vaghe_stelle_del'orsa  熊座の淡き星影
 Vaghe stelle dell'orsa
 (1965年/イタリア)
Once_Upon_a_Time_in_the_West  ウエスタン
 C'era Upon a Time il West
 (1968年/伊・米)

      イタリアのセックス・シンボル CC

 アメリカのマリリン・モンロー (MM )、フランスのブリジット・バルドー (BB ) と並び称されたイタリアの人気女優。

 ・1938年、当時はフランスの保護領だった北アフリカのチュニジア生れ。両親ともシチリア生れのイタリア人で、フランス語、チュニジア語、シチリア語で育った。

 ・友人たちと短編映画 『Anneaux d'or (1956年) に出演。同作がベルリン国際映画で上映された際、チュニジア人の女優を探していたジャック・バラティエ監督 (仏) の目に留まり、オマー・シャリフ主演の 『Goha (1958年) に出演した。しかし、この頃は女優になる気は無く、教師を目指していたという。
  (右の写真) 『Goha (1958年) でのカルディナーレ(右)
Goha

 ・1957年、チュニジアのイタリア大使館が開催した美人コンテストで優勝。副賞としてヴェネツィア国際映画祭に招待された際にスカウトされ、イタリア国立 映画実験センターに入校。イタリア語が話せなかったこともあり、チュニジアに帰国したが、予期せぬ事態、妊娠したことが判明 (相手の男性はフランス人という事しか明らかにされていない)。中絶せず、未婚の母となり、子供を育てるため女優になることを選択した。

I_soliti_ignoti
 ・イタリアの映画製作者フランコ・クリスタルディと契約し、『いつもの見知らぬ男たち』 (1958年/監督:マリオ・モニチェリ) で本格的に銀幕デビュー。
 その後、数本の作品にした後、ロンドンへ飛んで長男パトリックを秘密裏に出産した。
 (左の写真) 『いつもの見知らぬ男たち』 レナート・サルヴァトーリと


 ・日本で公開された最初の作品は、ピエトロ・ジェルミ監督・主演の名作 『刑事』 (1959年)
Un_Maledetto_imbroglio-2 Il_bell'Antonio
『刑事』 (1959年) ピエトロ・ジェルミと
『汚れなき抱擁』 (1960年) マルチェロ・マストロヤンニ

 ・『鞄を持った女』 (1961年/監督:ヴァレリオ・ズルリーニ) での演技は批評家から賞賛された。本人のお気に入りの作品。
 (右の写真) 『鞄を持った女』 ジャック・ペランと
 * ジャック・ペラン … 『ニュー・シネマ・パラダイス』 (1988年) で、主人公 ‟トト” ことサルヴァ
  トーレの中年期を演じた。
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La_viaccia
Cartouche
『ビアンカ』 (1961年) ジャン=ポール・ベルモンド
『大盗賊』 (1962年) ジャン=ポール・ベルモンドと

 ・1963年はキャリアハイの年のとなった。イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の 『8 1/2』、ルキノ・ヴィスコンティ監督の 『山猫』 に出演。ヴィスコンティ監督との前作 『若者のすべて』 (1960年) では助演クラスだったが、『山猫』 ではヒロインを務めた。更に、自身初のアメリカ映画 『ピンクの豹』 (監督:ブレイク・エドワーズ、主題歌も唄った 『ブーベの恋人』 も大ヒットした。
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『8 1/2』 (1963年)
『山猫』 (1963年) アラン・ドロン
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『ピンクの豹』 (1963年) デヴィッド・ニーヴン
『ブーベの恋人』 (1963年) ジョージ・チャキリス
Circus_World
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『サーカスの世界』 (1964年) ジョン・ウェイン
『熊座の淡き星影』 (1965年/監督:ルキノ・ヴィスコンティ)

Claudia_Cardinale-4  ・1965年、女優としての活動をサポートしていた映画製作者のフランコ・クリスタルディと結婚 (1975年に離婚)
 長年、年の離れた弟だと説明していたパトリックが、実は息子であることを公表し、ファンを驚かせた。
 (左の写真) 息子のパトリックと

 ・西部劇でも活躍。『プロフェッショナル』 (1966年/監督:リチャード・ブルックス) は、自身が出演したハリウッド映画の中で1番のお気に入りの作品とのこと。『ウエスタン』 (1968年/監督:セルジオ・レオーネ) は、マカロニ・ウエスタンを代表する人気作品の1つ。『華麗なる対決』 (1971年) では、BB と CC が共演した。
The_Professionals
Once_Upon_a_Time_in_the_West-2
『プロフェッショナル』 (1966年) バート・ランカスター
『ウエスタン』 (1968年) ヘンリー・フォンダ
Les_Petroleuses
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『華麗なる対決』 (1971年) ブリジット・バルドー(右)と
『家族の肖像』 (1974年/監督:ルキノ・ヴィスコンティ)

 ・フランコ・クリスタルディと離婚後、『暗黒街の紋章 / マフィアは血に生きる』 (1974年) で組んだパスクァーレ・スキティエリ監督のパートナーとなり、彼が2017年に亡くなるまで連れ添った。
Fitzcarraldo
Son_of_the_Pink_Panther
『フィツカラルド』 (1982年) クラウス・キンスキーと
『ピンク・パンサーの息子』 (1993年) ロベルト・ベニーニと

 ・1993年、ヴェネツィア国際映画祭の栄誉金獅子を受賞。

 ・2002年、ベルリン国際映画祭の名誉金熊賞を受賞。
  (右の写真) 名誉金熊賞受賞時

 
・2000年にユネスコ親善大使に就任。女性の権利保護のための活動にも尽力している。
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