・1887年、ニューヨーク生れ。テキサス州でカウボーイをしていたが、地方巡業の劇団に入り、ニューヨークへ戻った。メキシコ革命の英雄パンチョ・ビラのドキュメンタリー映画『Life of Villa』(1912年)のロケ隊に加わって、映画界入り。同作の監督が撮った『The Life of General Villa』(1914年)では、若き日のパンチョ・ビラを演じた。
・『Life of Villa 』の製作者だったD・W・グリフィスの下で働きながら映画について学び、1913年に短編映画を撮って、監督としてデビューした。グリフィス監督の『國民の創生』(1915年)では、アシスタント・ディレクターを務めたほか、リンカーン大統領殺人犯を演じた。
(右の写真)『國民の創生』 ラオール・ウォルシュ(左)