・ハリウッドでは端役しか与えられず、舞台に復帰。
ブロードウェイでのデビュー作「Machinal 」(1928年)や、ロス
アンゼルスでの舞台「The Last Mile」(1930年)などの演技が好評を博した。しかし、1929年の世界大恐慌の影響で舞台の仕事が激減し、再び映画界にチャレンジすることになった。
* 「The Last Mile」 … ブロードウェイでの公演ではスペンサー・トレイシーが主演。1932年、1959年(ミッキー・ルーニー主演)と2度映画化された。
(右の写真)殺し屋を演じた舞台「The Last Mile」
・『野生の叫び』(1935年)で共演したロレッタ・ヤングが、撮影後にゲーブルの娘を出産。彼女は公には養子としていたが、晩年、自分の死後に公表することを条件にゲーブルの子であることを認めた。ゲーブルも自分の娘が生れていたことは知らなかったようである。ゲーブルとヤングは、『Key to the City 』(1950年)で再共演もした。
・ゲーブルの36歳の誕生日パーティーで、ジュディ・ガーランドが「Dear Mr. Gable (You
Made Me Love You )」を唄った。歌の出来が良かったため、ジュディは映画『踊る不夜城 ブロードウェイ・メロディ 1938』(1937年)の
中でも披露することになった。
(右の写真)ジュディ・ガーランドと