20世紀・シネマ・パラダイス
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エヴァ・ガードナー
Ava Gardner 1922-1990（アメリカ） |
◆ 代表作
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| 殺人者 The Killers （1946年/アメリカ） |
ショウ・ボート Show Boat （1951年/アメリカ） |
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| キリマンジャロの雪 The Snows of Kilimanjaro (1952年/アメリカ） |
モガンボ Mogambo (1953年/アメリカ） |
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| 裸足の伯爵夫人 The Barefoot Contessa （1954年/米・伊） |
渚にて On the Beach （1959年/アメリカ） |
◆ エキゾチックな容姿で人気スターに
| ・1922年、ノースカロライナ州にて、綿花とタバコを栽培する農家の７人兄妹の末っ子として生まれた。 ・1941年、ニューヨークで写真スタジオを営んでいた義理の兄が撮った写真がきっかけで、MGM社と契約。短編映画『Fancy Answers』(1941年）にエキストラで出演し、銀幕デビューしたが、演技の経験が無い上に、南部訛りが酷かったため下積みの期間が続いた。 ・女優としてはほとんど無名だったが、２度の結婚・離婚で名前を知られるようになった。 |
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| ・ユニヴァーサル社に貸し出され、アーネスト・ヘミングウェイの短編小説「殺し屋」の映画化作品『殺人者』(1946年）に出演。ボクサーあがりの青年（バート・ランカスター＝デビュー作）を陥れるギャングの情婦を演じ、女優としてブレイクした。 |
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| 『殺人者』(1946年） バート・ランカスターと |
『ヴィナスの接吻』(1948年） ロバート・ウォーカーと |
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| 『賄賂』(1949年） ロバート・テイラーと |
『パンドラ』(1951年/英・米） ジェームズ・メーソンと |
| ・ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した『ショウ・ボート』（1951年）に出演 (歌声は吹替え）。作品は大ヒットし、人気スターとしての地位を不動のものとした。 * 『ショウ・ボート』 … 1929年、1936年（主演：アイリーン・ダン）に次ぐ３度目の映画化。 |
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| 『禁じられた過去』(1951年） ロバート・ミッチャムと |
『ショウ・ボート』(1951年） |
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| ・『バンド・ワゴン』(1953年）には本人役でカメオ出演。『モガンボ』(1953年/監督：ジョン・フォード）でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。 |
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| 『キリマンジャロの雪』（1952年） グレゴリー・ペックと |
『バンド・ワゴン』(1953年） フレッド・アステアと |
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| 『モガンボ』（1953年） クラーク・ゲーブルと |
『円卓の騎士』(1954年） ロバート・テイラーと |
| ・『裸足の伯爵夫人』(1954年/監督：ジョゼフ・L・マンキーウィッツ）では、役作りのためにフランメンコを習得。フランク・シナトラとの離婚後、スペインへ移り住んだ。 |
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| 『裸足の伯爵夫人』（1954年） ハンフリー・ボガートと |
『陽はまた昇る』(1957年） タイロン・パワーと |
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・『殺人者』、『キリマンジャロの雪』、『陽はまた昇る』 と、ヘミングウェイ原作の３作品に出演。闘牛に魅了され、スペインを愛したヘミングウェイ。フラメンコに魅了され、スペインへ移住したエヴァ・ガードナー。２人は私生活においても親交があった。 （左の写真）アーネスト・ヘミングウェイと |
| ・1958年、MGM社との契約が終了し、以後はフリーで活動。『イグアナの夜』(1964年）のジョン・ヒューストン監督に気に入られ、同監督の『天地創造』(1966年）、『ロイ・ビーン』(1972年）にも出演した。 |
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| 『渚にて』(1959年/監督：スタンリー・クレイマー） グレゴリー・ペックと |
『北京の55日』(1963年/監督：ニコラス・レイ） チャールトン・ヘストンと |
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| 『イグアナの夜』（1964年） リチャード・バートンと |
『ロイ・ビーン』（1972年） |
| ・1968年、ロンドンに移住。劇場用映画への出演は『Regina Roma』(1982年/伊・独）が最後となったが、その後、1986年までＴＶドラマに出演した。 |
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| 『大地震』(1974年） チャールトン・ヘストンと |
『青い鳥』(1976年/監督：ジョージ・キューカー） エリザベス・テイラー （左）と |
| ・1990年、67歳で他界。 ・1999年、AFI(アメリカ映画協会）が選定した「伝説のスター・ベスト50」で女優部門の第25位に選出。 |
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