・プロの役者としてTVドラマでデビュー (1955年)後、ブリストルのオールド・ヴィック劇場を拠点に活動していた(1956〜58年)。
ロンドンに進出して、日本で言うところのマレー作戦を題材とした舞台劇 「The Long and the Short and the Tall 」 (1959年) で主役を務めたことが転機となった。
(左の写真) 舞台 「The Long and the Short and the Tall 」 でのオトゥール (中央右)
・ピーター・フィンチ主演の 『海賊船』 (1960年) で銀幕デビュー。舞台劇 「The Long and the Short and the Tall 」 を
観た映画製作者のジュール・バックが、自身の作品 『The Day They Robbed the Bank of England 』 (1960年) にオトゥールを起用。その作品をデヴィッド・リーン監督が観たことが、『アラビアのロレンス』 への出演に繋がった。