20世紀・シネマ・パラダイス
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ミリアム・ホプキンス
Miriam Hopkins 1902-1972 （アメリカ） |
◆ 代表作
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| 陽気な中尉さん The Smiling Lieutenant （1931年/アメリカ） |
ジキル博士とハイド氏 Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1931年/アメリカ） |
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| 極楽特急 Trouble in Paradise (1932年/アメリカ） |
生活の設計 Design for Living (1933年/アメリカ） |
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| 虚栄の市 Becky Sharp (1935年/アメリカ） |
この三人 These Three (1936年/アメリカ） |
◆ 戦前に数多くのヒット作に出演した人気女優
| ・1902年、ジョージア州生まれ。ニューヨークのシラキュース大学に進学したが、卒業せずにショー・ビジネスの世界に入り、1921年、コーラス・ガールの1人としてブロードウェイの舞台に立った。 |
| ・短編映画『The Home Girl』(1928年）に出演後、パラマウント社と契約。『Fast and Loose』(1930年）で本格的な銀幕デビューをした。 （右の写真）『Fast and Loose』 ヘンリー・ワズワースと |
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| ・２作目の『陽気な中尉さん』(1931年/監督：エルンスト・ルビッチ）、４作目の『ジキル博士とハイド氏』(1931年/監督：ルーベン・マムーリアン）が大ヒットし、人気スターの地位を確立した。 |
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| 『陽気な中尉さん』(1931年） モーリス・シュヴァリエ、クローデット・コルベール（右） |
『ジキル博士とハイド氏』（1931年） フレドリック・マーチと |
| ・エルンスト・ルビッチ監督のお気に入りとなり、『極楽特急』(1932年）、『生活の設計』(1933年）でもヒロインに起用され、２作とも大ヒットした。 |
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| 『極楽特急』（1932年） ハーバート・マーシャルと |
『生活の設計』（1933年） ゲーリー・クーパー（左）、フレドリック・マーチと |
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・『虚栄の市』(1935年/監督：ルーベン・マムーリアン）も、初のテクニカラー作品ということもあって大ヒット。 ホプキンスはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。 （左の写真）TIME誌の表紙を飾った『虚栄の市』のホプキンス |
| ・サミュエル・ゴールドウィン社で出演した『バーバリー・コースト』(1935年/監督：ハワード・ホークス）、『この三人』(1936年/監督：ウィリアム・ワイラー） も大ヒットした。 |
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| 『この三人』（1936年） ジョエル・マクリー、マール・オベロン（右）と |
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| ・因縁の？ベティ・デイビスとは、『The Old Maid』(1939年）、『旧友』(1943年）の２作品で共演した。ホプキンスが主演だったブロードウェイの舞台劇「黒蘭の女」(1933年）が映画化(1938年）された際に、主演となったのがデイビスだった事も、２人の因縁、不仲説に拍車をかけたようである。 |
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| 『The Old Maid』（1939年） ベティ・デイビス（左）と |
『旧友』（1943年） ベティ・デイビス（左）と |
| ・『旧友』(1943年）出演後は舞台を中心に活動し、銀幕からは遠ざかっていたが、ウィリアム・ワイラー監督の『女相続人』(1949年）で６年ぶりに銀幕復帰。その後、ワイラー監督の『黄昏』(1952年）、『噂の二人』(1961年）にも出演。『噂の二人』は『この三人』のリメイク作だが、前作で自身が演じたマーサ・ドビー (シャーリー・マクレーンが演じた） の叔母を演じた。 |
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| 『女相続人』（1949年） オリヴィア・デ・ハヴィランド（右）と |
『噂の二人』（1952年） 後はオードリー・ヘップバーン |
| ・1950年代以降はＴＶドラマでも活躍。『ハリウッド殺人事件』（1970年）が最後の作品となった。 （右の写真）『逃亡地帯』(1966年） マーロン・ブランド（左）、ロバート・レッドフォードと ・1972年、69歳で他界。 |  |
| ・『風と共に去りぬ』(1939年）の舞台であるジョージア州出身ということで、スカーレット・オハラ役の有力候補の１人とされていた。また、『或る夜の出来事』(1934年）への出演を辞退している。 |
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