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魅惑の映画音楽

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 『ベン・ハー』 (1959年) 

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 作曲:ミクロス・ローザ
 ミクロス・ローザは古代ローマやギリシャの音楽を研究して、『ベン・ハー』の音楽を作曲。『白い恐怖』 (1945年/監督:アルフレッド・ヒッチコック、『二重生活』 (1947年/監督:ジョージ・キューカー に次いで3度目のアカデミー賞を受賞した。
 (左の写真) 『ベン・ハー』 チャールトン・ヘストン

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 『北北西に進路を取れ』 (1959年) 

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 作曲:バーナード・ハーマン
 ヒッチコック監督の 『ハリーの災難』 (1955年) から 『マーニー』 (1964年) までの音楽を担当したバーナード・ハーマンの人気作。
 ハラハラドキドキのシーンでは、この音楽が気分を大いに盛り上げた。
 (左の写真) ケーリー・グラント と エヴァ・マリー・セイント

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 『お熱いのがお好き』 (1959年) 〜 I Wanna Be Loved by You

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 元々は、漫画のキャラクター 「ベティちゃん」 のモデルでもあるヘレン・ケレンの持ち歌だったが、『お熱いのがお好き』 の中でマリリン・モンローが歌ってからは彼女の代表曲となった。モンローのパフォーマンスは見事の一言に尽きる。
 (左の写真) 『お熱いのがお好き』 マリリン・モンロー
 

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 『リオ・ブラボー』 (1959年) 〜 「皆殺しの歌 (De Guello ) 」

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 作曲:ディミトリ・ティオムキン
 テキサス独立戦争のアラモの戦い (1836年) の際、メキシコ軍が演奏した曲を元に作曲された。
 ジョン・ウェインが監督・主演した 『アラモ』 (1960年) でも使用された。
 (左の写真) 左から、ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、リッキー・ネルソン

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 『リオ・ブラボー』 (1959年) 〜 「ライフルと愛馬 (My Rifle, My Pony and Me ) 」

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 作曲:ディミトリ・ティオムキン
 ディミトリ・ティオムキンが 『赤い河』 (1948年) の為に作曲した 「Settle Down 」 をアレンジし、歌詞を付けた曲。
 映画の中では、この曲に続き、フォーク・ソングの 「シンディ Cindy 」も唄われた。
 (左の写真) 左から、ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、リッキー・ネルソン

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 『刑事』 (1959年) 〜 「死ぬほど愛して (Sinno Me Moro ) 」

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 作曲:カルロ・ルスティケッリ
 『鉄道員』 (1956年) のピエトロ・ジェルミが監督・主演した犯罪映画の佳作 『刑事』 の主題歌。『鉄道員』 と同じくカルロ・ルスティケッリが作曲した。
 印象的な 「アモーレ、アモーレ、アモーレ 」 の歌詞を唄っているのは、カルロ・ルスティケッリの娘のアリダ・ケッリ。
 日本でも大ヒットした。
 (左の写真) 『刑事』 クラウディア・カルディナーレ

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 『荒野の七人』 (1960年) 

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 作曲:エルマー・バーンスタイン
 西部劇の音楽の中でも人気の高いナンバー。アカデミー賞の劇・喜劇映画音楽賞にノミネートされたが受賞は逃した。
 AFI (アメリカ映画協会) が2005年に選定した 「映画音楽ベスト25」 で第8位に。
 (左の写真) 『荒野の七人』 ユル・ブリンナー(左) とホルスト・ブッフホルツ

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 『太陽がいっぱい』 (1960年) 

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 作曲:ニーノ・ロータ
 数多くの名曲を作曲したニーノ・ロータの楽曲の中でも人気の高いナンバー。映画ともどもこの曲も大ヒットした。
 アラン・ドロンと言えば、このメロディーを思い浮かべる人も多いはず。 
 (左の写真) 『太陽がいっぱい』 アラン・ドロン

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 『ウエスト・サイド物語』 (1961年) 〜 「トゥナイト (Tonight ) 」

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 作詞:スティーヴン・ソンドハイム 作曲:レナード・バーンスタイン
 ブロードウェイ (1957年初演) で既に発表されていた楽曲だったため、アカデミー賞主題歌賞の候補からは外された。
 下の動画は、ナタリー・ウッド (Natalie Wood ) の歌声を吹き替えたマーニ・ニクソン (Marni Nixon )  とナタリー・ウッド本人の歌声が入っているバージョン。
 (左の写真) 『ウエスト・サイド物語』 ナタリー・ウッドとリチャード・ベイマー

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 『ティファニーで朝食を』 (1961年) 〜 「ムーン・リバー (Moon River ) 」

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 作詞:ジョニー・マーサー 作曲:ヘンリー・マンシーニ
 ヘンリー・マンシーニ と ブレイク・エドワーズ監督は、日本でも放映された私立探偵物の連続TVドラマ 「ピーター・ガン」 (1958年〜) 以来のコンビ。
 マンシーニは、エドワーズ監督の 『酒とバラの日々』 (1962年)、ピンク・パンサーのシリーズ (1964年〜)オードリー・ヘップバーン主演の 『いつも2人で』 、『暗くなるまで待って』 (1967年) 等の音楽も手掛けた。
 (左の写真) 『ティファニーで朝食を』 オードリー・ヘップバーン

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