20世紀・シネマ・パラダイス
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ジーン・シモンズ
Jean Simmons 1929-2010（イギリス/アメリカ） |
◆ 代表作
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| 大いなる遺産 Great Expectations （1946年/イギリス） |
ハムレット Hamlet （1948年/イギリス） |
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| 野郎どもと女たち Guys and Dolls (1955年/アメリカ） |
大いなる西部 The Big Country (1958年/アメリカ） |
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| エルマー・ガントリー / 魅せられた男 Elmer Gantry (1960年/アメリカ） |
スパルタカス Spartacus （1960年/アメリカ） |
◆ ハリウッドでも活躍したイギリスの美人女優
| ・1929年、ロンドン生れ。父親はオリンピック(1912年ストックホルム）で銅メダルを獲得した体操選手。 |
| ・ロンドンのアイダ・フォスター演劇学校でダンス習っていた14歳の時に選抜され、主演女優マーガレット・ロックウッドの妹役として、『我らに月を』(1944年）で銀幕デビューした。 （右の写真）『我等に月を』マーガレット・ロックウッド（左）と |
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・８作目の『大いなる遺産』(1946年/監督：デヴィッド・リーン）に出演した際に、本格的に女優を目指すようになったという。 （左の写真）『大いなる遺産』 |
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| 『黒水仙』(1947年/監督：パウエル＆・プレスバーガー） | 初主演作『Uncle Silas』（1947年） |
| ・ローレンス・オリヴィエ製作・監督・主演の『ハムレット』(1948年）でオフィーリア役を好演。ヴェネツィア国際映画祭の女優賞を受賞し、米アカデミー賞の助演女優賞にノミネートもされた。 国際的な人気女優となり、‟ヴィヴィアン・リーの再来”とも評された。 （右の写真）『ハムレット』 ローレンス・オリヴィエと |
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| ・ハワード・ヒューズが率いていたRKO社と契約し、『アンドロクレスと獅子』(1952年）でハリウッド・デビュー。翌年、シネマスコープの第1号作品『聖衣』(1953年）のヒロインに起用された。オフィーリアのイメージが強かったのか、ほぼ２作に１作は史劇への出演が続いた。 |
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| 『アンドロクレスと獅子』(1952年） ヴィクター・マチュアと |
『天使の顔』（1953年/監督：オットー・プレミンジャー） ロバート・ミッチャムと |
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| 『悲恋の王女エリザベス』（1953年） スチュワート・グレンジャーと |
『聖衣』（1953年） リチャード・バートンと |
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| 『The Actress』（1953年/監督：ジョージ・キューカー） スペンサー・トレイシー、テレサ・ライト（右）と |
『デジレ』（1954年） マーロン・ブランドと |
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・コメディ・ミュージカル『野郎どもと女たち』(1955年/監督：ジョゼフ・Ｌ・マンキーウィッツ）では歌声も披露。演技の幅の広さを示して見せ、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門）を受賞した。 （左の写真）『野郎どもと女たち』 マーロン・ブランドと |
| ・『ローマの休日』(1953年）のアン王女役の候補だったが、当時契約していたRKO社が貸し出しを拒み、実現しなかった。同作のウィリアム・ワイラー監督とグレゴリー・ペックが再び組んだ『大いなる西部』(1958年）ではヒロインに起用された。 （右の写真）『大いなる西部』 グレゴリー・ペックと |
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| 『エルマー・ガントリー/魅せられた男』(1960年） バート・ランカスターと |
『スパルタカス』(1960年/監督：スタンリー・キューブリック） カーク・ダグラスと |
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| ・夫のリチャード・ブルックス監督作品『ハッピー・エンド/幸せの彼方に』(1969年）でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたが、受賞には至らなかった。 （右の写真）『ハッピー・エンド/幸せの彼方に』ジョン・フォーサイスと |
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・1970代以降は舞台やＴＶでも活躍。TVドラマ『The Thorn Birds』(1983年）でエミー賞の助演女優賞を受賞した。 ・スタジオジブリ作品『ハウルの動く城』(2004年）の英語吹替え版で、おばあちゃんソフィーの声を担当した。 （左の写真）『ハウルの動く城』 荒地の魔女の声を担当したローレン・バコール（左）と |
| ・2003年、大英帝国勲章（OBE勲章）を叙勲された。 ・イギリス映画『Shadows in the Sun』（2009年）が遺作となった。 ・2010年、80歳で他界。 |
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