20世紀・シネマ・パラダイス

第2次世界大戦下の映画スター

第2次世界大戦中、クラーク・ゲーブル、ジェームズ・ステュアート(陸軍航空隊)、ヘンリー・フォンダ(海軍)、タイロン・パワー(海軍航空隊)といったハリウッドの大スターが兵役に就き、フランスの大スター、ジャン・ギャバンはアルジェリアに赴いて自由軍フランスに入隊した。 |
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多くの映画スターが戦時国債募集キャンペーンや兵士慰問ショーなどのUSO(United Service Organizations)活動に従事した。 |
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巨匠たちは戦時ドキュメンタリー映画を撮った。ジョン・フォード監督(海軍)はミッドウェイ海戦で腕を負傷し、ウィリアム・ワイラー監督(陸軍航空隊)は右耳の聴力を失った。フランク・キャプラ監督(陸軍)は「戦争は私を焼き尽くしてしまった」と語った。 |
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ハリウッドに軍人向けのクラブ「Hollywood Canteen」が開設(1942年10月3日〜1945年11月22日)された。軍の制服が入場券代わりで、クラブ内での飲食等は全て無料だったという。多くのハリウッド・スターやミュージシャンたちが、ボランティアとして連日入れ替わりで軍人たちをもてなした。 |

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ジュディ・ガーランド、ミッキー・ルーニー |
ミッキー・ルーニー
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* 100万人目の来店者となった幸運な兵士はベティ・グレイブルからキスされた(右上の写真)
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店内の壁には、兵役に就いた映画人の写真が飾られていた。
(左の写真)リタ・ヘイワース
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| 左から、マレーネ・ディートリッヒ、ボブ・ホープ、ベティ・デイビス。
指さしているのはクラーク・ゲーブルの写真
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